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銀行、事業会社を経て未経験でクオンツへ。「自分で自分をコンサルする」という金言で掴んだ成長

銀行、事業会社を経て未経験でクオンツへ。
「自分で自分をコンサルする」という金言で掴んだ成長

今回は、みずほ銀行での法人営業、楽天カードでのWebマーケティングを経て、未経験からクオンツ・コンサルティングに入社した小嶋さんにお話を伺いました。複数のプロジェクトに携わりながら経験を積んだ入社直後の日々、上長との1対1で基礎を固めていったプロセス、そして「自分で自分をコンサルする」という忘れられない金言まで。未経験からコンサルタントとして成長していくリアルなプロセスを、率直に語っていただきました。

銀行の法人営業から、Webマーケティングへ。

―これまでのキャリアを簡単に教えてください。

新卒でみずほ銀行に入行し、法人営業を担当していました。その後、楽天カードに転職してWebマーケティングを担当し、2025年7月にクオンツ・コンサルティングに転職して今に至ります。

―新卒で銀行を選んだ理由は何だったのでしょうか?

ざっくりと金融業界に入りたいという思いと、経営者の方と直接話せる機会があることに魅力を感じ、法人営業として銀行に入りました。既存の取引先へのヒアリングを通じて資金ニーズを掘り起こし、融資のご提案をする仕事です。既存顧客だけでは手が空いてしまうため、新規開拓も行っていました。

―2年ほどで楽天カードへ転職されていますが、きっかけは?

理由は2つあります。1つは、より早いスピード感を持って仕事に取り組みたいという思いがあったこと。もう1つは、ありものを売るのではなく、自分自身で打ち手を考えられるようになりたいと思ったことです。スタートアップの会社に飛び込む勇気はまだありませんでしたが、メガベンチャー規模で、かつ金融業界に関わり続けたいという思いから、クレジットカード業界の楽天カードを選びました。

―楽天カードではどのような業務を?

クレジットカードのWebマーケティング本部で、会員数を増やすためのWebマーケティング・プロモーションを担当し、家族カード部門を任されていました。マーケティングは未経験でしたが、理系出身で機械学習を用いたデータ分析には元々馴染みがあったため、分析自体はゼロからのスタートではありませんでした。一方でクレジットカード業界の知識や、若い企業ならではの社内ドメイン知識は、周りに聞きながらゼロからキャッチアップしていきました。平均年齢28、29歳という若い環境で、非常に活気のある会社でしたね。

未経験でのコンサル転職を選んだ理由

―そこからコンサル業界へ進んだ理由を教えてください。

みずほ銀行も楽天カードも、組織が大きい分、それぞれの担当領域を徹底的にやり込むスタイルが特徴でした。その中で次第に、もっと全体感を持ち、組織を巻き込んで横断的に仕事がしたいと思うようになったんです。1つの部署に留まるより、様々な環境で経験を積み、汎用的な問題解決力を身につけて、どこに行ってもバリューを出せる人材になりたいと考え、コンサル業界を選びました。加えて、組織づくりから関われる成長フェーズにある会社に入りたいという思いや、周囲のコンサルタントの話に影響を受けたことも大きなきっかけです。


また、未経験での転職に不安はほとんどありませんでした。周りに未経験からコンサルへ進んだ人が多かったこともありますが、未経験だからこそ先入観なく物事に興味や疑問を持てると、むしろポジティブに捉えていました。

―数あるファームの中で、クオンツを選んだ決め手は?

新興ファームであることに加え、ストラテジー部門・デジタル部門の両方があり、幅広い経験ができる点に魅力を感じました。また面接を通じて、大手ファームのような機械的な雰囲気ではなく、人と人との距離が近いと感じたことも大きかったです。プロジェクトだけの関わりに留まらず、社員同士から学べる機会が多いのではと期待しました。他のファームも見てはいましたが、クオンツの選考スピードの速さと雰囲気の良さから、他の選考は途中で辞退してクオンツに決めました。

―入社前後でイメージのギャップはありましたか?

いい意味でのギャップがありました。想像以上に、仕事へのコミット力がある人が多いことに刺激を受けました。入社早々に、配属先プロジェクトのメンバーを紹介いただき、ミーティングにも参加させてもらいました。「自分の範囲ではないから」と仕事を投げ出さず、目的達成までとことんやり切る姿勢を目の当たりにして、心から感動しましたね。

小嶋さん➀

現在は未経験メンバー3人をまとめる立場に

―現在はどのようなプロジェクトを担当されていますか?

直近では広告テクノロジー業界のお客様向けのシステム導入プロジェクトで、5人ほどのチームの中、マネージャーの下で未経験メンバー3人をまとめる立場を務めています。タスクの洗い出しと割り振り、成果物のレビューや修正、スケジュール管理をしながら自分でも手を動かす、プレイングマネージャーのような役割です。

―マネジメントで難しかった点は?

メンバーごとにアドバイスの仕方や指導方法を変える必要があり、未経験の3人それぞれの特性を掴んで合わせていくことに最初は苦労しました。会話や成果物のレビューを重ねて得意不得意を把握し、その人の良さが活きるポジションに配置。最初の2〜3週間で強みを見極めてフォーカスしてもらい、時間が余れば他の仕事も手伝ってもらう体制にした結果、最終的にはチームとしてうまく仕組みが回るようになりました。役割分担を定めることは、チームで動く上で非常に大事だと実感しています。

学びの多かった立ち上がりの時期

―入社して最初にアサインされたプロジェクトは?

建設業界のお客様の、業務のあり方を改善するBPR案件でした。ちょうど最終フェーズであるクロージング直前の1ヶ月というタイミングで、お客様とのミーティングをしながら最終報告資料をみんなで一気に作り上げる、内容の濃い1ヶ月でした。その後まもなく、立ち上がったばかりのPMI(M&A後の統合プロセス)案件にも並行して携わることになりました。

―複数のプロジェクトを掛け持ちすることになったのですね。

そうなんです。片方は期日が決まった最終フェーズのBPR案件、もう片方は立ち上げ期のPMI案件。フェーズの異なる2つを両立させる中で、タスクの優先順位づけには工夫が必要で、ここが最も学びの多かったポイントです。


また、同時期にテクノロジータスクフォースにも関わるようになり、社内システムの移行に伴うトラブル解消などを約2ヶ月担当しました。その後、現在の広告テクノロジー業界のお客様のプロジェクトに配属となり、改めて上長の指導の下で働くことになりました。実はこの時期が、成長という意味で特に濃密な時期でした。

上長との1対1で掴んだ、「自分で自分をコンサルする」という金言

―広告テクノロジー業界のプロジェクトでは何が大変だったのですか?

上長と1対1でプロジェクトに向き合う中で、コンサルタントとして欠かせないタスク管理や報連相、逆算で仕事を組み立てる考え方を、実践を通じて一つひとつ徹底的に鍛えていただきました。日々細かくフィードバックをもらいながら基礎を固めていく、非常に濃密な6ヶ月間でしたね。プロジェクトは状況が都度変化するため、常に目的を意識して逆算して動く力が求められ、そこが自分にとって大きな学びとなりました

―上長からのアドバイスで、特に印象に残っているものは?

その上長はとても仕事ができる方なのですが、昔在籍していたファームで、数多くの指摘を受けていた時期があったそうです。その時に実践していたのが、Excelに自分が受けた指摘事項をすべて書き溜めることでした。1年以上続けて300個以上の指摘があったそうですが、表面的な指摘だけでなく、その課題の真因を分析し、打ち手を考えて実効性のある運用に落とし込む。つまり「自分で自分をコンサルする」、これが一番印象に残っている教えです。


これは問題解決の雛形そのもので、プロジェクトでインシデントが起きた際のエスカレーションやお客様への報告も、原因分析から打ち手・運用への落とし込みまで全く同じフレームで行います。自分が責任を持ってプロジェクトを回す立場になった時、その教えの本質がすっと理解でき、今では本当に金言だと思っています。私も真似して指摘事項をExcelに書き溜め、自分なりのフレームワークに当てはめて改善を重ねた結果、突発的な問題への対処法や仕事の進め方の軸が身についたと感じています。

小嶋さん➁

クオンツの教育体制と環境

―クオンツの教育体制についてはいかがですか?

マネージャーやプロジェクトの上司との距離が近く、細かくフィードバックをいただける環境そのものが、未経験者にとって最高の教育環境です。その文化は今も続いていると思います。

―面倒見が良い環境というのは、未経験からのキャッチアップにありがたいですね。

そうですね。主体性を持って動くことが前提ですが。何も知らない中でバリューを出すため、カレンダー調整やミーティング後の議事録作成・展開など、見よう見まねでできることを徹底的にやってみて、自分が巻き取れることはどんどん巻き取ることを意識していました。貢献する姿勢を示すことで、上司からもより多くを教えてもらいやすくなる、というのが私なりのキャッチアップの仕方でした。

―業務で困った時、プロジェクトの上司や先輩以外に相談できる環境はありましたか?

たくさんありました。クオンツは、プロジェクト外の人でも気軽に質問しやすく、親身になって付き合ってくれる人が多いです。私は知らない人でも「すいません、教えてください」と自ら声をかけていました。在籍の長い人でも3年程度で、全員が同じようなタイミングで加わっている雰囲気だからこそ、話しかけやすかったのだと思います。


社内のフットサル部にも入っており、年に3、4回の活動を通じて他プロジェクトの人とのつながりができたことも、業務外で相談しやすくなる良いきっかけになりました。また、プロジェクト内ではクオンツ新規参画者向けに「なんでも相談会」を週1回30分設けており、これも話しやすい環境づくりに大いに役立ちました。

未経験だからこそ感じる、クオンツの「人」の魅力

―クオンツで働く中で、どんなところに魅力を感じますか?

私の場合は「人」ですね。とにかく面倒見がよく、良い人が多い。こちらにやる気があれば、助けを求めた時に必ず手を差し伸べてくれます。上長をはじめ、プロジェクトメンバーも含めて、未経験で入社しているからこそ本当にありがたく感じています。これからは自分が後輩を教える立場として、恩返しをしていきたいです。

―自身の成長を実感する瞬間はありますか?

たくさんあります。「自分で自分をコンサルする」ことを通じて、システムエラーやクレームなど問題が起きた際の初動を自分で判断できるようになりました。期限から逆算して、最低限満たすべき品質を担保しながら段取りを組めるようにもなりましたし、状況が変わった際には優先順位を判断して「ここは自分でやる、ここは人に任せる」と切り分けられるようになったことも大きいです。シニアマネージャーからも「良い動きができている」と評価いただきました。近くで見てくださっていたからこその言葉であり、大きな成長実感につながっています。 


また、前職の経験も活きています。銀行での経験で培った、目上の人にも物怖じせず話しかける度胸や厳しい指導にも臆さない姿勢や、楽天カード時代にドキュメント化されていない社内ルールを人に聞いてキャッチアップした経験。これらは自ら周りを巻き込み、人から教わってなんとかする姿勢として、プロジェクトが変わるたびに役立っています。伴走型が求められる今のコンサルにおいて、クライアントに寄り添いながら不快感を与えずに情報を引き出すコミュニケーション力は、強みになっていると感じます。

今後はマネジメントへ。AI時代でも残り続ける「人を活かす力」

―今後、挑戦していきたいことは?

もっとマネジメント業務に挑戦していきたいです。プレイヤーとしてもまだまだ磨きが必要ですが、うまくマネジメントがはまった時に人数以上のバリューが出る面白さを実感しました。クオンツが組織として成長していく上で、そういった仕組みづくりに貢献したいという思いもあります。AI時代においても「人の特性を見極めて適材適所に配置し、チームを回していくこと」は人間に残り続ける領域だと思うので、自分の生き残り戦略としてもマネジメント力を高めていきたいです。

―最後に、クオンツへの応募を検討している方へメッセージをお願いします。

クオンツは本当に人が良く、ダメなことはダメと真剣に言ってくれる、優しさと厳しさを兼ね備えた温かい環境です。前向きに頑張りたい、成長したいと思っている人にはこれ以上ない環境ですので、ぜひ一歩を踏み出して、一緒に働きましょう!

小嶋さん➂

編集後記

複数のプロジェクトを掛け持ちしながらキャリアをスタートさせた小嶋さん。分業の進んだ大企業では得られなかった全体感のある仕事を求めてコンサルへ飛び込み、上長から受け継いだ「自分で自分をコンサルする」という問題解決の型を軸に、着実に基礎を固めてきた姿が印象的でした。未経験メンバーのマネジメントにも挑戦し、次はさらに大きな役割を見据える小嶋さん。人を活かすことに面白さを見出すその姿勢は、これから未経験でコンサルタントを目指す方にとって、大きな道しるべになるはずです。

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