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外資コンサルから、創業期のクオンツへ。ゼロから信頼を築き、クライアントと同じゴールを目指す

外資コンサルから、創業期のクオンツへ。
ゼロから信頼を築き、クライアントと同じゴールを目指す

新卒で外資系コンサルティングファームに入社。医療機器領域のITプロジェクトで研鑽を積んだ後、人材系事業会社でのマーケティングを経て、2025年6月にクオンツ・コンサルティングへ参画した諏訪園さん。学生時代にシンガポールで出会った「コンサルティング」という仕事への想いを軸に、なぜ創業期のファームへ転職したのか。立ち上げ期の現場で、ゼロから信頼を広げていく醍醐味、現場で体現される実益主義、そして成長観について、深く掘り下げます。

シンガポールでの出会いが、コンサルタントとしての原点

―まずは、これまでのキャリアを簡単に教えてください。

都内の大学を卒業した後、日本に進出したばかりの外資系コンサルティングファームに新卒で入社し、東京オフィスで4年ほど勤めました。その後、人材系の事業会社のマーケティング職に転職して1年ほど勤めた後、2025年の6月にクオンツに入社して現在に至ります。

―コンサルティングとの出会いは、学生時代だったとか。

そうなんです。大学時代に、シンガポールで半年ほどインターンをさせてもらう機会があり、そこでコンサルティングという仕事に出会いました。当時はインターン生として、 コンサルタントの社員の商談に帯同させていただき、商談の議事録を作成したり、後日簡単な資料作成の一部を担当させていただいたりしました。現在と比較すると限定的な業務範囲ではありましたが、 それでも顧客の抱える悩みに耳を傾け、課題解決に伴走するコンサルの醍醐味が垣間見えた気がして、シンプルに「すごく楽しいな」と思ったんですよね。元々人と話すのが好きで、 質問を投げかけて会話を深掘りしていくのが好きな性格でもありましたし、インターンでお世話になった方々のかっこいい背中を追いかけた経験も後押しになり、日本に帰国後、コンサル業界を中心に就職活動を進めた結果、1社目への入社に至りました。 

―1社目では、医療領域のプロジェクトに携わられていたそうですね。

はい。1社目のファームは部門制を採用しており、私は医療機器メーカーを支援するMedTech(メディカル・テクノロジー)の部門に配属されました。大手医療機器メーカーをクライアントに、内科用の検査機器に関するプロジェクトを5つほど経験しました。業務内容は多岐に渡りましたが、海外の開発会社とクライアント企業を結ぶグローバルPMOや、医療機器の要件定義など、難易度の高いプロジェクトを複数経験させていただきました。

―当時、やりがいを感じた瞬間はありますか。

今のクオンツの仕事にも通じるのですが、クライアントと一緒に同じ画面を見ながら「ああでもない、こうでもない」と一緒に悩む時間が、シンプルにとても楽しいんです。クライアントは、他の人にはなかなか言えない生々しい悩みを打ち明けてくださることが多くて。「こう言うとあの部門が嫌がるかな」「経営的にはタブーだけど、実態は…」といった、正解のない悩みです。そこで「じゃあどうするか」を一緒に考え抜き、プロジェクトが動いたりマイルストーンを達成できたときに、悩んだからこそのやりがいを強く感じます。

―2社目では、マーケティングを経験されたんですね。

シンガポール時代にお世話になった上司が、本社のマーケティング部長として戻られたご縁で、その直下で働かせてもらいました。競合分析や市場リサーチが中心で、コンサルティングと通ずる部分がかなり多かったです。加えて「コンサルで得た知見を社内に還元してほしい」と言っていただき、社員のリサーチ力を高める社内研修なども担当しました。定量的に分析し、得られた示唆を文章化してアクションに繋げる。その流れはコンサルとよく似ていて、「自分は今コンサルだっけ、マーケだっけ」と思いながら取り組んでいましたね(笑)。コンサル以外も経験できた、とても良い1年でした。 

マーケティングという経験を経て、再びコンサルへ

―そこから再びコンサルへ。数あるファームの中で、なぜクオンツだったのでしょうか。

 転職を考え始めたタイミングで友人から声をかけてもらったことがきっかけで、クオンツを知りました。対クライアントに価値を出すコンサルと、対社内に価値を出すマーケを両方経験したうえで、どちらのキャリアを深堀りしていきたいか考えたときに、クライアントの課題解決に伴走するコンサルの働き方のほうが、より自分に合っているのではないかと考えました。また、クオンツは2023年に創業されたばかりであることもあり、組織づくりにも携われるという点に強く惹かれました。採用選考が開始されてから、内定をいただいて「じゃあいつ来るの?」という話になるまでのスピード感に、「これは行くしかないな」と。 

―入社を決めたポイントは。

 平均年齢が若く、同年代が多いことです。創業間もないファームは、中途採用を推進し、ベテラン層で売上地盤を固めてから若年層の採用に移行する、という順番が一般的だと思います。でもクオンツは、未経験の方も含め、やる気と気概にあふれた若手が多いと聞いていて。実際、入社後の印象としてもギャップはなく、聞いていた通りでした。 

「当たり前を、当たり前に」。信頼を一滴ずつ積み上げる

―クライアントの本音を引き出すには、信頼関係が欠かせませんよね。何か意識していることはありますか。

クオンツは、新興ファームである特性上、ゼロベースで獲得した新規プロジェクトに初期メンバーとして参画する、あるいは既存プロジェクトであっても、初期フェーズから参画する、といった場面が多いと思います。そのため、クライアントが初めて接するクオンツの社員が自分である、という状況が珍しくありません。だからこそ、些細なことにも配慮を欠かさないことを意識しています。

たとえば、現在のプロジェクトでは複数の部門とやり取りをし、収集した情報を元に資料を仕上げていく場面が多く、関係者の認識を合わせるために、打ち合わせでは会議室のホワイトボードを頻繁に使用します。そこで、ホワイトボードを撮影した写真をパワーポイントに書き起こして議事録に添付する、などの一工夫を加えるようにしています。こうした、泥臭い積み上げを通して、クライアントに「諏訪園さんなら細かいところまで目を配ってくれるだろう」と思っていただくことが、信頼を勝ち取ることにつながると考えています。

―社内で「信頼はコップの水のように、少しずつ貯めていかにこぼさないかが大事」という話題があがったこともありますが、まさにそれですね。

そうなんです。貯めるのは難しいのに、壊すのは一瞬なので。なので、業務外の場でもアンテナを張るようにしています。たとえばエレベーターでクライアントと一緒になったとき、自分からボタンの前に立って開け閉めするだけでも助かるじゃないですか。イヤホンをして壁際でうずくまっているのとは、クライアントへの印象が全然違う。クライアントはそういう細かなところを敏感に感じ取られると思うので、意識するようにしています。こうした立ち振る舞いやクライアント先での品質に関する感覚は、実は1社目以上に、クオンツに来てから得たものが多いと感じています。

諏訪園①

立ち上げ期の現場で、ゼロから信頼を広げていく

―規模の大きい1社目や事業会社と比べて、クオンツならではだと感じる点はありますか。

外資の会社は個人主義的な風土が強く、客先常駐だと社内交流も薄くなりがちで、会社への帰属意識も生まれにくい。一方クオンツは、客先常駐が多くても社内のコミュニケーションがとにかく濃い。ここは1社目と全然違いました。そして何より、「機会の母数」が違うんです。大手ファームでは、特に若手の場合はある程度レールの上を走ることが多いので、大きくなったプロジェクトに途中から参画すること多くあります。でもクオンツは、年齢に関係なく気概がある方はクライアントと最初に取り組むプロジェクトに、最初のコンサルタントとしてアサインされる。この開拓者精神こそ、クオンツならではの魅力だと感じています。

―現在は、どのようなプロジェクトに携わっていますか。

入社後から一貫して、大手電機メーカーの大規模プロジェクトにPMOとして参画しています。製造原価や利益率といった見積もりの取りまとめ、海外子会社との契約締結支援、監査対応の支援など、プロジェクトの進行フェーズに合わせて取り組むべき課題やテーマが変わるなか、チームやクライアントと協力して、プロジェクトマネジメントに従事しています。クライアントの期待値も高く、継続的かつ高品質な価値提供が求められる環境のため、自身のビジネス戦闘力を磨き続けなければいけないなと日々感じています。

―他ファームと協働する中で、クオンツならではだと感じる部分はありますか。

「デリバリー面」と「それ以外」の両方であります。デリバリー面では、チームやプロジェクトの枠を超えて助け合う精神が本当に強い。社内には誰でも質問でき、誰でも答えられる「駆け込み寺」というチャットがあって、役職も担当も関係なく日々助け合っています。質問フォームのように宛先や手順がガチガチに決まっている他社とは違い、フラットでスピーディー。ワンプール制で垣根を作らない文化の表れだと思います。


実は私、今年の1月に結婚したのですが、半年ほどの結婚準備とデリバリー、社内活動が重なって大忙しでして(笑)。そんなとき、「打ち合わせは代わりに私が出ておくよ」と手を差し伸べてくれるメンバーに本当に救われました。クオンツじゃなかったら乗り越えられなかったかもしれない、と思うほどです。デリバリー以外の面では、会社へのロイヤリティの高さですね。月に1度、常駐メンバーも帰社を奨励されている日があり、その日はチームで役割を再分配し、可能な限りオフィスに帰れるようにしています。それを自然とやっているのは、前職では考えられなかった光景です。

―クオンツが掲げる「実益主義」は、現場でどう体現されていますか。

「クライアントのためになるか」を考え抜く姿勢が、みんなに共通しています。「言われたからやる」ではなく、「この作業はこういう目的のためにこうすれば、実益に繋がる」と、目的や理由を共有してから着手する。毎日、客先のオフィスでクオンツだけの日次定例をやるのですが、一人ひとりが「今日のタスクは何のためにやるのか」を自分でフォーマットにして持ってくるんです。目的意識を持って動く人が、本当に多いと感じます。

スピードと裁量、そして人を育てる喜び

―実務の中で、裁量の大きさを感じたエピソードはありますか。

現在のプロジェクトで使用する見積もりやクライアント交渉に使う資料は、原価や利益率を含むため社内で何段階もの承認を経ます。何十億、何百億という金額を扱うので、自分が弾いた数字が正しいか、財務部にまで問い合わせて裏を取るような業務です。そのような責任もインパクトも大きな業務に、クオンツに入社して1年目の段階から関わらせていただいているという点で、まさに裁量の大きさを感じています。 

―OJTでは26卒の新入社員の育成も担当されていると伺いました。

はい。担当している新卒メンバーには、エグゼクティブ層も出席する大きな打ち合わせに、入社初日から同席してもらっています。発言はしっかり準備期間を経てから経験していただきたいので、今は議事録やダブルチェックをお任せしている段階ですが、数年後に新聞に載るような意思決定の現場に立ち会っているわけで、必ず武器になるはずです。


自分も成長していきながら、同時に新卒メンバーの「昨日できなかったことが今日できるようになっている」瞬間を見守れる。そんな中での気づきや喜びも、たくさんあります。

一人で抱え込まない。クオンツの「助け合う」文化

―仕事上で壁に当たったとき、どのようにサポートを受けることが多いですか。

日々の悩みはプロジェクト内の日次定例で解消できる環境がありますし、一人でボールを抱えて右往左往することがほとんどないのですが、中長期的な自分の課題や悩みの解消については、プロジェクト外の上司であるメンターに助けていただくことが多かったです。メンターの方は、入社から1年ずっと見てくれている方なので私の性格もよくご存知で、「諏訪園はこう考えるかもしれないけど、この段階ではこう動いた方がいいよ」と、新しい目線をくれる。プロジェクトの中で閉じない"セーフライン"として、本当に心強い存在です。

―プロジェクト外の社員と交流する機会はありますか。

月1の帰社日と、その後の懇親会が多いですね。あとは部活動。私はテニス部に入っていて、幅広い年齢層のメンバーと定期的に汗を流しています。入社時はほとんど知り合いがいなくて心細かったのですが、家が近い人や食の好みが似ている人と部活で出会って、全社会の際に話しかけに行けるようになった。友達の輪が広がって、ずいぶん助けられました

―今後、組織に対して貢献したいことはありますか。

ちょうど水面下で、新しく部活を立ち上げようとしています。「やりたい」と書いてくれた新卒の方もいるそうなので、年齢に関係なく交流できる場をもっと増やしたい。新しい部活コミュニティの創設は、私の2026年の目標です。かつて自分が社内のコミュニティの存在に救われたように、今度は自分がそういう場を提供する側に回りたいと思っています。

目指すのは、「第0日」から頂上まで伴走するコンサルタント

―今後、どんなコンサルタントを目指していきたいですか。

最近よく思うのは、コンサルタントの醍醐味は、辛い山道も頂上の絶景も、荷物をまとめ始める"第0日"から伴走できることだなと。言うなれば、「どんなシューズを履いて山に行くか」というショッピングの段階からご一緒する。一緒に汗をかいて高い目標を達成し、プロジェクトを少しずつ前に進めていく。その日々を、これからも繰り返していきたい。そのために、自分自身のビジネスパーソンとしての"戦闘力"を磨くのはもちろん、目の前のクライアントの信頼を日々勝ち取り、クオンツ・コンサルティングという看板を大きなものにしていきたいです。

―育成への関心も高そうですね。

そうですね。人材系の会社にいた経験もあって、人の成長を見守るのはすごく楽しい。新卒にとって最初のプロジェクトで周りから受ける影響は本当に大きいので、責任も感じています。OJTを終えて本アサインされたとき、しっかり戦力になる人材になってほしい。そのために、今できることは全部やらせてもらっています。

これからクオンツを目指す方へ

―どんな人がクオンツに向いていると思いますか。

成長を楽しめる人はすごく向いていると思います。クオンツはクライアントの要望に100%、120%で応えていく、ストレッチを効かせられる環境です。その中で感じる"筋肉痛"も楽しみながら、確実に自分の戦闘能力を上げていける人にはとても向いていると思います。そして、対人コミュニケーションが好きな人にもぜひ来てほしいですね。クオンツはまだ「初めて社名を聞いた」というクライアントが多いので、まずはクライアントと仲良くなって、「この人なら相談してもいい」と思ってもらえる関係を築く力が武器になります。戦略も実行も両軸で回し、青写真を描いて終わりでも、言われたことをやるだけでもなく、クライアントの求めるゴールを捉えて解像度高く進められる方には、ぜひ私のプロジェクトにも来ていただきたいです。

―最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします。

最近はWebやAIでリサーチをして情報を集める方が増えていますが、ぜひ一度、クオンツの社員と直接話してみてほしいです。普段クライアントと向き合っている人の生の声を聞くことで、クオンツでできることが、よりクリアになるはずです。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ社員面談やカジュアル面談にお申し込みください。仕事を楽しんでいる人、自分の会社が好きな人が本当に多い会社なので、その熱量を肌で感じていただけたら嬉しいです。

諏訪園②

編集後記

学生時代にシンガポールで出会ったコンサルへの想いを軸に、外資コンサル、事業会社のマーケティングと経験を重ね、創業期のクオンツへ。「当たり前を当たり前に」と信頼を一滴ずつ積み上げる誠実さと、まだ関係性が固まりきっていない立ち上げ期の現場に飛び込み、その信頼を着実に広げていく粘り強さ。その両方を持つ諏訪園さんの言葉からは、"筋肉痛"すら楽しみながら、クライアントと「第0日」から頂上まで伴走する喜びが、まっすぐに伝わってきました。クオンツ・コンサルティングには、こうした挑戦者が成長を楽しみ、互いに支え合う土壌が確かに根付いています。